【新料金プラン】ソフトバンクの20GB2,980円プランSoftbBank on LINE、SBメリハリ無制限・ワイモバ新プランまとめ!

2020年12月22日、ソフトバンクから新料金プランに関する発表がありましたが、盛り沢山で分かりづらい方のために、発表を整理してみました。

今回発表されたのは、先日ドコモが発表した20GBで2,980円のahamo対抗プラン。ソフトバンクからの20GBで2,980円の発表がありましたが、それは新たに立ち上げる「SoftBank on LINE」という新ブランドでの話でした。
元々新プランを開始する予定だったワイモバイルからは5G対応の新プランとメインブランドであるソフトバンクから5G向けのデータ無制限「メリハリ無制限」プランも同時に発表されています。
ソフトバンクでは、これまで小中容量ユーザー向けのサブブランドであるY!モバイル(以下、ワイモバイル)と大容量ユーザー向けブランドのソフトバンクという位置づけで展開してきましたが、新たにSoftBank on LINEを低廉ユーザー向けのオンライン専用ブランドとして加え、3つのチャネルで使い幅広くユーザーに対応していく狙いの様です。

SoftBank on LINEで20GB 2,980円

(追記補足)2021年2月18日ソフトバンクから「LINEMO」が発表され20GB 2,480円 通話サポート無しと内容変更されました。

SoftBank on LINEは、元々ソフトバンクが経営統合するLINEの子会社であるLINEモバイルを完全子会社化する方向で調整し、新ブランドを2021年3月にサービス提供開始させます。

それに伴い、LINEモバイルは、2021年3月末を持って新規受付を終了します。

政府の言うメインブランドでの値下げ(20GB4,000円以下が目安)の手前があるので、独立した新ブランドでは無く、ドコモ内のブランドである「ahamo」のように、あくまでソフトバンク内のサービスブランドと言う見方の方が性格なのかもしれません。

その辺は、今後判明してくるのでは無いかと思います。

そのSoftBank on LINEで、20GB 2,980円のプランが提供される事になる訳ですが、ドコモ同様にオンライン専用ブランドの位置づけ手続きはWEBかアプリで行う事になります。
20GBで2,980円には、5分以内は何度かけても通話無料が含まれ、5分以上は30秒毎に20円の通話料がかかります。
プラス1,000円で国内通話がかけ放題となる通話オプションが準備されています。
20GBのデータ超過時は、通信速度が1Mbpsとなり、追加は1GB500円で可能です。

4Gと5Gどちらにも対応し、エリア品質はソフトバンクと同等との事です。
キャリアメールは利用できず、他のメールサービスを利用する事になります。
ここまでは、ドコモのahamoと全く同じ
違うと言えば、LINEで使う通信量が20GBにはカウントされない事くらいです。
ドコモのahamoでは、海外ローミングで利用するデータ量も20GBから賄え、追加料金はかかりませんが、SoftBank on LINEでは、発表が無く随時案内されるとの事です。
ドコモのahamo発表当初にドコモユーザーもシステム改修ができるまでは、MNP扱い(手数料無料)としていましたが、その後MNP扱いとはしない変更が発表されました。

SoftBank on LINEでも、ソフトバンク→SoftBank on LINEへの移行が、どのようなものになるのか今後注視していくべき点です。
これだけLINEが浸透している昨今、LINEアプリを使って管理や手続きに加えサービス提供ができるとなれば、強みとなるのかもしれません。

SoftBank on LINEまとめ

●20GB 2,980円!(※2,480円に変更されています)

●オンライン限定。

●LINE利用はデータ量ノーカウント!

●5分以内の国内通話無料含む!(5分以上は月額1,000円でかけ放題)(※通話サポート無しに変更されています)

●ソフトバンクと同じエリア品質!

●2021年3月スタート!

ワイモバイルで5G新プラン

ソフトバンクの小中容量向けブランドという位置づけのワイモバイルでは、2021年2月から新たに5Gサービスを開始し、それに伴い新プランを発表しました。

新プランは、4Gと5Gのどちらも対応でき、月3GBの「シンプルS」が1,980円。月10GBの「シンプルM」2,980円。月20GBの「シンプルL」が3,780円となります。

これだと4G向けの既存プランであるベーシックプランS/M//Rよりも700円ずつ安い設定になっていますが、ベーシックS/M/Lには10分以内の国内通話無料が含まれていて、無料通話分の無い新プランに、10分以内の国内通話無料になる「誰とでも定額」700円のオプション料を加えると全く同じ金額となります。

又、通話オプションには10分以上も国内通話が無料になる「スーパー誰とでも定額S」が加わり、オプション料は月額1,700円です。

通話オプションを付けない場合は、30秒毎に20円となります。

新プランには、新規契約時の期間限定割引はありませんが、家族割引の500円割引/台(2台目以降)、おうち割光セット(A)の500円割引/台、ワイモバ学割が適用可能です。

※家族割引とおうち光セット割(A)は、併用不可。

期間限定割を無くした分、安い料金設定にして、シンプルで分かり易くしているのがプラン名の由来かもしれません。

新プランの登場により、既存プランのベーシックプランRが、14GBで4,680円と割高になってしまいます。それを2021年3月から20GBで4,480円、Rだけが家族割引700円となっていたところを500円と改め、「新プラン+700円の通話オプションの金額」に揃える形になっています。

又、既存プランでも2021年2月から5Gが利用できるように変更となりますが、新プラン開始に伴い既存プラン利用のメリットが無くなるため、既存プランは新規受付終了となります。

新プランでのデータ量超過時は、シンプルSが128Kbps、シンプルMとシンプルLが1Mbpsとなり、既存プランのS/M/Rと同じ設定です。

つまりは、

既存プランの金額(国内通話10分以内無料込み)= 新プランの金額 +(国内通話10分以内無料700円)

となり、5Gサービスが開始され20GB使えるプランが登場するというだけで、ビックリするほどの発表内容では無く、元々登場させる予定だった20GBで4,000円を切るプランを「シンプルL」と言う形で登場させ、注目の案件である20GB2,980円は、SoftBank on LINEに委ねられた格好となっています。

ワイモバイルで5G新プランまとめ

●月に 3GB 1,980円、10GB 2,980円、20GB 3,780円。

●家族割引orおうち割適用OK!期間限定割無し。

●無料通話分無し。700円の5分以内無料か1,700円の通話無料のオプション。

2月スタート!

補足:2020年12月21日、ソフトバンクはソフトバンクとワイモバイル間の、相互乗りかえにかかる手数料をWEB・店頭共に2021年春から撤廃する発表をしました。

ソフトバンクのメリハリ無制限

メインブランドであり、大容量向けブランドのソフトバンクからは、2021年3月からデータ量無制限で使えるプラン「メリハリ無制限」が発表されました。

メリハリ無制限は、データ量無制限で6,580円。50GBまで使える既存のメリハリプランからは、1,900円割引されたことになります。

メリハリ無制限は、4G・5Gどちらにも対応、期間限定割引はありませんが、新みんな家族割(3回線以上)やおうち割 光セット等各種割引が適用でき、最安4,480円で使えます。

ちなみに、ドコモが発表したギガホプレミアの6,650円からは、メリハリ無制限の方が100円安い設定ですが、ドコモユーザーなら割と一般的なdカード支払割適用時のギガホプレミアなら6,480円となりメリハリ無制限の方が100円高くなります。

ドコモのギガホプレミアも、各種割引が適用でき最安4,480円で同じとなります。

メリハリ無制限に通話無料分は付いておらず、5分以内の国内通話無料となる通話オプション800円か国内通話し放題となる通話オプション1,800円を付ける事になります。

ドコモのギガホプレミアにも無料分は付いていませんが、5分以内の国内通話無料となる通話オプションは700円。国内通話し放題となる通話オプションは1,700円です。

元々、既存のメリハリプランで採用していたデータ量を使わなかった月の3GB以下の利用で1500円割引も適用されます。

ちなみにドコモのギガホプレミアでも3GB以下の利用だと1,500円割引が適用されるところも同じです。

尚、テザリング時のデータ量は30GBまでとなっている点に注意が必要です。

ソフトバンクのメリハリ無制限まとめ

●データ無制限で月6,580円。

4Gも5GもOK。

●3GB以下の利用なら1,500円割引

●新みんな家族割・おうち割等の各種割引適用OK、期間限定割引は無し。※SoftBank学割は適用可(割引額は未発表)

●ドコモのギガホプレミアとほぼ同じ。

3月スタート

補足:2020年12月21日、ソフトバンクはソフトバンクとワイモバイル間の、相互乗りかえにかかる手数料をWEB・店頭共に2021年春から撤廃する発表をしました。

最後に

今回SoftBank on LINEは、ドコモのahamoのコピープランの感が否めませんが、LINEと絡めたSoftBank on LINEは興味深く、3ブランドの位置づけをハッキリさせ、幅広い層に利用してもらう事ができるようになっているところは、さすがソフトバンクと言わざるを得ないと思います。

また、追随するauがどのような施策を打ち出してくるのか注目で、最後発になるauは、SoftBank on LINE以上の捻りを出せるのか、ただ単にコピープランを出すだけでは炎上必至です。

ドコモのahamoによって霞んでしまった楽天も、新たな手を出してくるのかにも注目で、ついに来た本格的な価格戦国時代の到来から目が離せなくなっています。

いずれにせよ、キャリアにはユーザーがお得に便利で楽しくなる「対ユーザー目線」での施策を期待したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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