おすすめ動画！映画「YESTERDAY」エド・シーランも本人役で登場！

スマートフォン活用できてますか？この記事では、スマホで観るおすすめ動画を紹介しています。今回の記事では、2019年のイギリスのファンタジーコメディ映画「YESTERDAY」を紹介します。

映画「YESTERDAY」は、世界的に有名なシンガーソングライターのエド・シーランが本人役で出演している事で話題にもなった作品です。

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解説
誰もビートルズを知らない世界が物語の舞台で、売れないシンガーソングライターのジャック・マリクは、ある日突然世界で唯一ビートルズを知るミュージシャンとなります。
ジャックはビートルズの楽曲を世に送り出す事で成功していきますが、自身の楽曲では無い後ろめたさや、ビートルズとの向き合い方に悩み苦しんでいきます。
そんなジャックの姿とジャックの幼馴染でありマネージャーのエリーとの恋愛をコメディ要素も交えながら描かれている映画です。
ジャックは、“盗作”とも思えるビートルズの楽曲とどう向き合っていくのか最後まで目が離せません。
シンプルなストーリー仕立てで見やすい映画です。
また作中には、ビートルズの曲がふんだんに使われていて、ビートルズの曲そのものを楽しむ事もできる作品です。
エド・シーランの大人気楽曲「Shape of you」も使われています。
ストーリーの本筋からはズレてしまいますが、実は世界から存在が無くなった物はビートルズだけでは無く、作中時折世界から無くなった物が発覚していきます。そうした作品に色を付けている点も気にして観ると面白いと思います。
ちなみに、ジャック・マリク役のヒメーシュ・パテルは作中の演奏シーンで実際に生演奏をしているそうです。

映画情報

2019年　イギリス　116分
監督：ダニー・ボイル（スラムドッグ＄ミリオネア、スティーブ・ジョブズ、28日後…他多数）2008年ゴールデングローブ賞監督賞受賞、アカデミー監督賞受賞、他多数受賞
出演
ジャック・マリク役　ヒメーシュ・パテル（イーストエンダース、Damned）
エリー・アップルトン役　リリー・ジェームス（シンデレラ、ガンジー島の読書会の秘密他多数）
ロッキー役　ジョエル・フライ
デブラ・ハマー役　ケイト・マッキノン（スキャンダル、テッド2 他多数）
エド・シーラン役　エドシーラン本人(イギリスのシンガーソングライター、グラミー賞4回受賞、大英帝国勲章第５位）
ラモーネ・モリス、ソフィア・ディ・マルティノ―、エリス・チャペル、ハリー・ミシェル、カミーユ・チェン、アレクサンダー・アーノルド、ジェームス・コーデン、サンジ―ヴ・バスカー、ミーラ・サイアル

「YESTERDAY」予告動画

「YESTERDAY」Twitter

ストーリー
イギリスの海辺の小さなサフォークという町を拠点に音楽活動をしている青年ジャック・マリク。
マネージャ―である幼馴染の女性エリーと二人三脚で活動するも、売れない日々が続いていました。
そんな中、マネージャーのエリーは、ラテチュードフェスへの出演の仕事を取ってきて大喜び。
しかし、お客は閑散としジャックは引退を考えます。
肩を落としながらのフェスからの帰り道、世界は突然、12秒間の停電に襲われます。街灯も信号も点かず真っ暗闇の中、ジャックは車に撥ねられてしまいます。
ジャックが目を覚ましたのは病院のベッドの上。大事には至らず数日後に退院し、エリーをはじめとする友人から退院祝いをしてもらえることに。
その退院祝いで、事故で壊れたギターの代わりにエリーは新しいギターをジャックにプレゼントします。せっかくのギター、ジャックはみんなに１曲プレゼントとして、ビートルズの「YESTERDAY」を歌うのでした。
しかし、それを聞いたエリーや友人は曲のあまりの良さに驚きます。
そう、あのビートルズを知らなかったのです。
しかも、知らないのは友人だけでなく全世界の誰もが。
自宅に帰り、インターネットでビートルズを検索しても、検索結果に出てくるのは昆虫のカブトムシばかり。
世界からビートルズの存在が無くなっている事に気づいたジャックは、記憶を頼りにビートルズの曲を呼び起こし披露していきます。

そうして、じわじわと話題になりネット上で拡散していき、メディアにも登場するように。
その楽曲は、世界的大人気のシンガーソングライター、エド・シーランの耳にも入り、エドの目を留めます。
エドは、その逸材に会わずにはいられず、直接ジャックの実家に会いに行くのでした。
そこで、エドは自身のロシア公演の前座を頼み、ジャックと共にロシアに行くことに。
ロシア公演の前座でジャックは、ビートルズの「バックインザ USSR」を披露し大歓声を浴び、エドのマネージャーを務めるデブラに専属契約の話を持ちかけられます。

母国にマネージャーのエリーがいるため断るジャックでしたが、半ば強引にLAで活動していく事にされてしまいます。
母国での壮行会の際、一緒にLAに行こうとエリーを誘います、しかし音楽教師が本職のエリーから断られてしまい、さらには、LAへ行ってしまうジャックに最後とばかりに恋心を打ち明かされます。
これまで一緒にやってきた事への”答え”を欲しがるエリーの話を、ジャックは不本意にもはぐらかしてしまい、エリーとの関係は終わったかに思えるのでした。

LAで音楽活動をするジャックは、ビートルズの曲を次々に生み出していきますが、元々自身の楽曲で無いが故、制作秘話や曲への思い入れに苦労するようになっていくのでした。
ある日、ビートルズの「ペニーレイン」と「ストロベリー・フィールズ」の制作で悩むジャックは、ビートルズ縁の場所リヴァプールに行き各地を感じる事で、自身と楽曲の一体化を図ろうとします。

リヴァプールでは、600Km離れたサフォークからサリーが駆け付け、お互いが必要とし合っている事を確認し合えたかに思えるのでしたが、そこでも事はうまく進展せず、LAに帰るジャックとまた離れ離れになってしまいます。

ジャックは、もう１つ。有名になっていく自身とは裏腹にビートルズからの盗作である事にも悩んでいきます。
そんなある日、ジャックの地元の寂れたホテルでアルバム発表イベントを行った際に、会見場に黄色いサブマリンの模型を掲げる男女2人がいました。
その男女は、ビートルズの存在しないはずの世界に、ビートルズのメンバー名を言ってのけるのでした。
ビートルズを知るのは、世界で自分だけだと思っていた思いたかったジャックは、自分以外にビートルズを知る人物の存在を知ってしまいます。
イベント後、その２人はジャックと話す事になります。
ビートルズを知っている２人から盗作を咎められると思うジャック。
しかし２人がジャックに話したことは、ジャックの予想を超えた寛大でビートルズ愛に溢れたものでした。