ワイモバイルの新プランは、従来プランとどう違うか?UQとの差は?

ソフトバンクが発表したワイモバイルの新料金プラン「シンプルS/M/L」が、かなり良い!
今回は、ワイモバイルの新料金プラン「シンプルS/M/L」が、その従来プランとどう違うのか、又、UQモバイルとどう違うかを解説していきます。

新プランは2021年2月18日からサービス開始。4Gと5Gに対応したプランで、S/M/Lの3種類に分けられ、シンプルSは1,980円で3GBシンプルMは2,980円で15GBシンプルLは3,780円で25GBとなっています。
これまでのスマホベーシックプランS/M/R(以下、従来プラン)からすると、Sは据え置きの3GB、Mは10GBから15GBに大幅増量、RはLと呼び名を変え14GBから25GBに大幅増量しています。
データ量超過後の通信速度は、従来プランと同じで、Sが300Kbps、MとL(従来プランのR)が1Mbpsで、価格が安くなった分のスペックダウンはありません。

シンプルSシンプルMシンプルL
月額基本料1,980円2,980円3,780円
家族割引or
おうち割光セット
適用時
900円1,900円2,700円
ワイモバ学割適用時×900円1,700円
データ容量3GB15GB25GB
データ容量超過時300Kbps1Mbps1Mbps
新プラン「シンプルS/M/L」のスペック

また、新プランに伴い、従来プランの新規受付は2021年2月17日で終了しますが、既設契約者はそのまま従来プランで使う事ができます。
ベーシックプランRだけは、2月18日から内容が、14GBから20GBに増量され、料金も4,680円から4,480円に改定されます。
しかし、改定されたベーシックプランRに家族割引かおうち割光セットを適用させてもシンプルLの価格を上回るため、ベーシックプランRのメリットは無いと思われます。

新プランの割引は、「新規割」の期間限定割引は準備されていませんが、「家族割引」「おうち割光セット」が適用できます。
家族割引の2台目以降、おうち割光セット共に1,080円の割引です。
家族割引とおうち割光セットは併用できず、いずれかの割引を適用させることになりますが、家族割引の1台目が割引対象外なのを考えると、おうち割光セットの方に分があります。
いずれかの割引を適用させると、シンプルSは、900円シンプルMは1,900円シンプルLは2,700円となり、割引に期間が無いためずっとその金額で利用する事ができます。
競合のUQモバイルの新プランである「くりこしプラン」には、割引が準備されていない点で違いがあります。
UQモバイルのくりこしプランは、割引が無い分安い料金設定になっていて、くりこしプランSは1,480円で3GB、Mが2,480円で15GB、Lが3,480円で25GB。
ワイモバイルとUQモバイルの3種類のプランは共に同じデータ容量の設定で、割引前の料金はワイモバイルの方がUQモバイルより高い設定になっていますが、家族割引もしくはおうち割光セットの適用があれば、UQモバイルよりS/M/Lそれぞれに500円ずつ安く使える事になります。
但し、ワイモバイルの方がUQモバイルよりも”後出し”の発表であったため、今回のワイモバイルの新プラン発表を受けて、更にUQモバイルが改定させてくる可能性もあります。

シンプルS/M/Lには、従来プランにあった10分以内通話無料分は無く、通話は全て30秒毎に20円の通話料がかかります。
通話が多い人は、10分以内の通話無料にする「誰とでも定額」の700円。国内通話無料にする「スーパー誰とでも定額」の1,700円の通話オプションを付けることができます。
10分通話無料を基準に従来プランと新プランを比べてみると、従来プランに新規割・家族割引もしくはおうち割光セットをフル適用させた金額を新プランが上回ってしまいます。しかし従来プラン用の「新規割」が6カ月間のみの割引なので、新割適用終了後は新プランの方が安くなり、尚且つ沢山のデータ量を使う事が出来る為、スペックダウンにはなりません。

新プランのシンプルMとシンプルLは、新プラン用のワイモバ学割との併用も可能で、最大13カ月間1,000円の割引が適用されます。
この場合、家族割引もしくはおうち割光セットで既に1,900円のシンプルMも学割適用で900円になり、シンプルLは、1,700円になります。

割引適用後の料金は格段に安く使えるようになった新プランの「シンプルS/M/L]。割引の適用条件も比較的ハードルの低い割引なので、多くの人が最安価格で使う事ができるでしょう。
尚且つ、ワイモバイルには実店舗が展開されていてサポートも安心でき、おすすめのキャリア筆頭です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Follow me!