モバイル(ポケット)Wi-Fiルーター、キャリア選びの注意点!

外出先で「Wi-Fiがあったらいいのに」と思うこともしばしば。そこで思いつくのはモバイル(ポケット)Wi-Fi。しかしモバイル(ポケット)Wi-Fiを持つ事が得策でない場合もあります。この記事では、そもそも必要な人とそうでない人がいる事と、必要な人はどういう注意が必要かを解説しています。

まず、モバイル(ポケット)Wi-Fiルーターとは、Wi-Fi環境の無い外出先等でWi-Fiを使いたい時に使用する機器の事です。
機器だけ持っていてもWi-Fiはできず、キャリアとの契約が必要で月額料金を払っていく事になります。
なので、その月額料金に見合う使い方をするか否かが重要になってきます。

モバイル(ポケット)Wi-Fiルーターが適当でない場合もある!
外出先でWi-Fiが使えるのは非常に便利ですが、そもそも外出先でWi-Fiをするためのモバイル(ポケット)Wi-Fiルーターが必要かを考えてみましょう。
まず考えるべきは、今契約しているスマートフォンの契約キャリアに適当なサービスが無いかという事です。
iPhoneを含むスマートフォンやタブレットには、テザリング機能が備わっていて、モバイル(ポケット)Wi-Fiルーターと同じ役割を果たします。
つまり、外出先でスマートフォン以外のパソコンやタブレットやオンラインで遊べるゲーム機をネット環境にできるので、テザリングで十分と言う人はスマートフォンを活用しましょう。
但し、スマートフォンのテザリングの場合、スマートフォンからWi-Fiの電波を出し、そこで使った通信はスマートフォンの契約プランに準ずる事になるので、データ容量が小さいプランだと、テザリングを使用したWi-Fi通信だけで、データ容量を使いきってしまう、いわゆる「ギガ死」となってしまいます。小容量プランの人は大容量プランに変更する等の対処が必要です。
それでも、スマートフォンのデータ容量はスマートフォンで使いたい場合や、仕事などで大きなデータのやり取りや、オンライン会議・リモートワークに使いたい人は、モバイル(ポケット)Wi-Fiルーターを検討しましょう。
又、テザリング時にもスマートフォンの電池容量は消費しているので、スマートフォンの電池に不安のある人も同様にモバイルWi-Fiルーターをおすすめします。
スマートフォンのプランが大容量だからテザリングで大丈夫という訳でもない事に注意が必要です。
ドコモ・au・ソフトバンクのスマートフォン用プランには、50GBや60GB使えるプランや無制限で使えるものまであります。しかし、いくらそういったプランを契約しているからと言ってプランのデータ容量制限いっぱい、もしくは無制限でテザリングを使える訳では無く、テザリング利用時のデータ容量には上限が設定されています。
無制限プランを見てみると、ドコモのギガホプレミアでテザリング60GBまで、auの使い放題MAXは動画サービスパック無しでテザリング30GBまで、ソフトバンクのメリハリ無制限はテザリング30GBまでとなっていて、プランの月額料金もなかなか高額ですし気にせず使えるという訳にはいかないようです。

モバイル(ポケット)Wi-Fiルーターを持つ場合
モバイル(ポケット)Wi-Fiルーターを使う場合の月額料金は無制限プランだと4,000円~4,500円くらいが相場のようで、例えばワイモバイルのPocket Wi-Fiプラン2(ベーシック)で4,380円となっています。
他にはもっと安いプランを謳っているものもありますが、しかしよくよく見ると、最初の1~2ヶ月だけ異様に安く、その後結果的に4,500円程度となるものが多いようです。
無制限で安価を謳うプランであっても通信速度が400Mbps~500Mbpsとやや不安のあるもの、トラフィック(通信混雑)回避のために3日間で10GBを超えると速度制限がかかったりするもの、掴んでいる電波によって上限が異なってくるややこしいプランもあり、契約時には注意が必要です。

このように、様々なサービスがあるのと、使う人の使用頻度や家族の契約状況により、メリットデメリットが変わるため、各社サービスを横一線で比較するのは非常に難しいのが現状です。
定期契約によって、解約しようとしても解約金がかかるものもあります。
自分の使い方に合ったものを慎重に選ぶようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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