【新料金プラン】UQモバイルの新料金プランがどうか分かったかを解説!

KDDIは、2021年1月13日、auの新ブランド「povo(ポヴォ)」、auブランドで「使い放題MAX 5G/4G」、UQモバイルでの「くりこしプラン」を発表しました。
この記事では、UQモバイルの新料金プランである「くりこしプラン」が従来のプランとどうか分かったかに焦点を当てて解説していきたいと思います。

新料金プランのサービス開始は2021年2月1日で、プラン名は「くりこしプラン S/M/L」
くりこしプランSは3GBで1,480円くりこしプランMは15GBで2,480円くりこしプランLは25GBで3,480円となります。

元々、あった主要プランは、3GB使える「スマホプランS」と10GB使える「スマホプランR」の2つでしたが、政府の方針に対処する形で2020年10月に20GB使える「スマホプランV」を3,980円で提供するが発表され、同時期には、ソフトバンクもワイモバイルで20GBの「シンプル20」を発表しました。

しかし総務省は、一定の評価を示したものの、メインブランドであるauやソフトバンクでの提供では無かった事に、改めて値下げを要請。
そしてドコモがメインブランドでの「ahamo」20GB2,980円を発表した事で、格安スマホなのにドコモよりも高い20GBプランとなってしまい、見直しを余儀なくされ登場したのが「くりこしプラン S/M/L」でした。
なので、2021年2月提供開始予定だったスマホプランVは、一度も提供されることなく消滅する事になります。

また、その事で20GBプランはauの「povo」が担う事になり、UQモバイルとしては、スマホプランVの代替として25GBプランを登場させる事となりました。
オンライン専用で20GBの「povo」か、20GBに近いプランも実店舗もあるUQモバイルかは、利用状況に合わせて選んでもらえればと思います。

くりこしプランにはUQ家族割は適用されず、そのままの料金となりますが、くりこしプランの料金設定が従来プランにUQ家族割分の500円を適用した場合の価格になっている為、従来適用されなかったUQ家族割の1台目の人もその分安く使えるようになったり、単独契約でも安く使えます。
これまで料金を抑えるために家族を同一キャリアにする傾向がありましたが、家族数に影響しない為、今回のくりこしプランの登場で単独契約しやすくなったことになります。

データ容量は、従来プランのMとVからすると、5GB増量されていて実質的な値下げにもなっています。
但し、システム改修が間に合わないせいか、2021年4月利用分までは、くりこしプランMのデータ容量が10GB、Lは20GBまでしか利用できなくなっていて、本来使えるはずの不足分5GBは、UQポータルアプリ」でチャージする必要があり注意が必要です。
その分請求金額に計上されてしまいますが、同時に同額が割引されます。

データ量超過時は、くりこしプランSだと300Kbps、MとLだと1Mbpsとなり、従来プランからそのままです。

新プラン名の「くりこしプラン」は、残ったデータ容量を繰り越し出来なかったものが、できるようになった事でネーミングされた訳では無く、従来プランでも翌月への繰り越しは可能でした。
繰り越しできるデータ量には上限があり、くりこしプラン Sが3GB、Mが15GB、Lが25GBと、月間データ量がそのまま繰り越しできます。
繰り越されたデータ量分は、翌月に先に消費され、その後当月分が消費されていくので、なるべく無駄が出ないようになっています。

今回のくりこしプランにも無料通話分は、含まれておらず、30秒毎に20円の通話料が課金されます。
通話が多い人は、10分以内の国内通話し放題の700円(税抜)国内通話し放題の1,700円最大60分の通話パックの500円を付けることになります。

そして重要なのは、くりこしプランが4G LTE向けのプランとされている事です。競合のワイモバイルが発表している新プランだと5Gがサービス開始の2021年2月から対応します。(ワイモバイルから発売されている5Gスマートフォンは、現段階ではありません)
まだ5Gエリアが限定的なのはあるにせよ、早い時期に5Gに対応する事を期待します。

UQモバイルへのMNPの場合、KDDIは、au-UQモバイルーpovo間のMNPに関する手数料を2021年2月移行、無料にすることを発表していています。なのでauからの乗り換えの場合、従来かかっていたauの解約金9,500円または1,000円、MNPの番号移行手数料3,000円、新規契約時の事務手数料が0円となりUQモバイルへの移行がしやすくなっています。
au以外のキャリアからのMNPの場合、現段階で手数料無料ではありませんが、2020年12月18日に改正「携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドライン」では、MNPに関する手数料を無料(店頭や電話受付は税別1,000円以下)とする旨の指針が示されていて、今後無料になる動きがあります。
UQモバイル内のプラン変更は、手数料はかかりません。

最後に
従来プランからすると、「くりこしプラン」は明らかにお得に使えるようになるプランです。期間限定の割引や、UQ家族割すら省かれその分安くなった上に沢山使えるようになったデータ量。
これに5G対応と他社を含めたMNP手数料完全撤廃になると、尚うれしいですね。
サービスは2月1日開始!くりこしプランに興味がある方は是非検討してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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