動画を楽しもう!映画「万引き家族」絆を考えさせられる おすすめ作品!松岡茉優・樹木希林他多数出演!

スマートフォンで動画を楽しみたい方、何を見ていいか分からない方のために、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)やdTVで視聴できる動画を紹介しています。今回は、映画「万引き家族」!

万引きを繰り返しながら社会の底を這うような生活をしていた治と信代の夫婦とその家族が、ある事件をきっかけにバラバラになってしまいます。

次々に明らかになっていく家族の秘密。家族の行方は最後の最後まで目が離せません!

家族とは、絆とは何なのか。何が善で何が悪なのかを考えさせられる作品だと思いました。

家族の様子をリリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林の豪華キャスト陣の演技が、作品をよりリアルなものにしていると感じます。

この映画は、親の死亡届を出さず、年金を不正にもらい続けていた実在の家族から着想を得て作られた作品です。映画の作中にも、樹木希林演じる初枝の死を隠し年金を不正に引き出す場面があります。

映画のような家族は実際にはなかなか無いにしても、作中に描かれている、社会の諸問題は身近なものです。是非、観てみてほしい作品です!

興味がある方は、記事後半にあらすじを掲載しています!

映画「万引き家族」を見る方法

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映画情報

公開:2018年
上映時間:120分
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にてパルムドール賞受賞。
監督:是枝裕和「そして父になる」「歩いても歩いても」「誰も知らない」他。映画監督、脚本化、ドキュメンタリーディレクター、映画プロデューサー。東京都練馬区出身。
出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、城桧吏、佐々木みゆ、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴

あらすじ

取り残されたかのように、ビルの谷間に佇む壊れてしまいそうな一軒家。

そこに暮らすのは、柴田治と信代の夫婦、祖母の初枝、息子の祥太と、信代の妹の亜紀の5人。

治は、教養が無く祥太には万引きしか教えられません。2人は、車上荒らしや万引きを繰り返し、信代はパートのクリーニング工場でポケットに入った金品をクスね、初枝は、夫の後妻の息子夫婦から慰謝料をせびり続ける等、亜紀以外は何らかの軽犯罪に手を染めていました。

5人は、治の日雇いと信代のパートの給料に加え、初枝の年金を当てにし、それで足りない分は万引きをして暮らす社会の底を這うような日々を送っていたのでした。

しかし、5人には笑いが絶えず楽しい家族だったのです。

治と祥太は組んで万引きを繰り返す。
初枝と亜紀

ある寒い日の夜、治と祥太は、親から虐待を受けベランダに放り出された幼い少女を見つけます。

不憫に思った治と祥太は、少女を家に連れ帰ってしまうのでした。少女は自分の名前をゆりと名乗ります。

一旦はゆりを返そうとしますが、アザだらけのゆりを返す事が本当に適当なのか分からなくなり、そのまま一緒に暮らす事を決めます。

ゆりは、笑いの絶えない家族と接する事で、これまで閉ざしてきた心を開き始め、心を通わせるようになっていきます。

特に信代は、実の母であろうとする様子にも見えました。

みんな、この事がまともで無い事を感じながらも、幼いゆりを可愛がり親として、また兄として愛情を注いでいきます。

信代がゆり(りん)を抱きしめる。

ゆりの捜索願は出ていないようで、ゆりと安心して暮らす日々が2カ月程過ぎていきましたが、ついにゆりの失踪が報道されてしまいます。

報道で初めて知る事になったゆりの本当の名前は「じゅり」でした。

後に引けなくなった家族は、発覚を遅らそうとゆりの髪を切り、「りん」という名を与え、事の重大さを有耶無耶にして生活を続けますが、その頃から家族に歪みが生じ始めます。

それまで善悪を教えてもらう事が無く、「お店の商品は、まだ誰の物でもない」と治から教えられてきた祥太は、万引きが”悪い事”だと気づき始め、積極的に万引きを手伝おうとしなくなります。

その折、一家で海水浴に出かけ楽しい時間を過ごし、絆を深めたようにも見えた6人でしたが、程なくして初枝が亡くなってしまうのでした。

初枝になついていた亜紀が悲しんでいるのをよそに、治と信代は家の床下に穴を掘り、初枝の遺体を埋めてしまいます。

そして、初枝の持ち物を物色し、へそくりや年金を不正に引き出し喜ぶ治と信代を、祥太はじっと見ているのでした。

一家で海水浴に出かけ楽しい時間を過ごす。

しかし、そんなまともでは無い行き当たりばったりな生活に、終わりが来ます。

祥太とりんは、スーパーマーケットでの万引きをしくじってしまい、祥太だけ捕まってしまいます。

りんを含めた5人も、祥太を見捨てて逃げようとしたところを警察に捕まり、家族はバラバラになるのでした。

そう、5人全員が血縁関係のない偽家族だったのです。

それぞれの事情で自然に集まった5人とりん。

治と信代でさえも夫婦では無く、昔男女のもつれで過ちを犯した繋がりでした。

そして、全てが明らかにされます。

治の本名は「祥太」。

まとめ

どういうものが家族で、そうでないのか。家族の絆とは何なのかを、考えさせられる作品です。

6人が本当の家族のように暮らしている様子は、家族そのものだったように思えますが、簡単にその関係が壊れてしまったのには、本当の家族にはなれない”家族の本質”をというものを感じます。

その反面、りんは5人と出会い、虐待から逃れ愛を感じる事ができたはずです。

みんながバラバラになる事で、りんは親元に帰り、虐待される生活に戻った訳です。どちらの生活がりんにとって良い家庭環境なのかを同時に考えさせられます。

作品終盤、安藤サクラ演じる信代は警察からの取り調べで、子供2人から何と呼ばれていたの?と言う質問に「なんだろうねぇ」と涙を流しながら溢す場面は印象的です。

人間臭さや泥臭い感じを、俳優陣がリアルに演じ、切なくもどこか温かな感じのする映画です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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