スマホで動画を楽しもう！林遣都主演！市原悦子の遺作！映画「しゃぼん玉」が、おすすめの作品！

せっかくのスマートフォン、持て余していませんか？利用可能ギガ数を持て余していませんか？スマートフォンを活用するためにも、動画サービスを活用しましょう！今回の記事では、Amazon Prime VideoやdTVで観れるおすすめ映画、「しゃぼん玉」を紹介します。

解説

映画「しゃぼん玉」は、親の愛情を知らずに育ち、女性や老人ばかりを狙ったひったくりを繰り返す青年、伊豆見翔人（林遣都）が逃亡の果てにたどり着いた小さな山奥の村で、スマという老婆（市原悦子）と出会い、そこでのスマや村人との交流、労働する事を通じ、人間的な生き方に気づき、生き方を変えようとする翔人の姿を描いた映画です。

翔人の過去がどうであろうと、やさしく接するスマと、シゲ爺の愛のある”厳しさ”

心に傷を負った女性　美知（藤井美奈）との出会いで、心を大きく揺さぶられ苦しむ翔人。

またここで暮らしたい、”逃げる”人生から抜け出したいと思うように変化していく翔人の心情が見所です。

言葉少ない翔人の心情を絶妙に演じる林遣都と、スマの素朴さと温かさを感じさせる市原悦子の演技は、作品に吸い込まれていきます。

作品序盤に出てくる郷土料理や、舞台となる宮崎県椎葉村の美しい自然も注目のポイントです。

又、作中に出てくる「平家まつり」は実在する祭りで、平家の末裔である鶴富姫と那須与一の弟である那須大八郎の伝説を偲んで毎年開催されいています。

是非、観てもらいたいおすすめの作品です！

物語のあらすじは、記事の後半で！

映画情報

公開：2017年

上映時間：108分

原作：乃南アサ「しゃぼん玉」（新潮文庫）　1988年「幸福な朝食」で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞。1966年には「冴える女」で直樹三十五賞受賞。2011年「地のはてから」中央公論文藝賞受賞。「花盗人」「団欒」他。

監督・脚本：東伸児　テレビドラマ「相棒」助監督他

出演：

伊豆見翔人（林遣都）映画「ダイブ」「風が強く吹いている」他多数。

スマ（市原悦子）　映画「あん」ドラマ「家政婦は見た」他多数。

シゲ爺（綿引勝彦）映画「一粒の麦」「TRICK」他多数。

美知（藤井美菜）映画「CINEMA　FIGHTERS」「武士の家計簿」他多数。

あらすじ（ネタバレ有り）

親の愛情を知らずに育ち、女性や老人ばかりを狙って引ったくりを繰り返す日々の伊豆見翔人（林遣都）は、ある夜、女性の金品を奪おうと襲い掛かりますが、抵抗され女性を刺してしまいます。

逃亡の果てに辿り着いたのは、見知らぬ山奥の村。翔人が当ても無く道を歩いているとバイクで転んで動けなくなった老婆のスマが助けを求めてきます。

迷った末に、助けて家まで送る事にする翔人でしたが、スマの家から金品を奪って逃げようと目論みます。しかし手厚くもてなすスマに戸惑い、その流れで居候する事になるのでした。

どこの誰だかも知らない自分を温かくもてなすスマを、親の愛情を知らずに育った翔人は理解できません。

初めての田舎暮らしも、翔人にとっては全く違う世界でした。

近所の村人は素性を隠す翔人の事を”スマの孫”だと勝手に思い、誰も疑わずスマ同様に温かく接してきます。

そんなある日、近所に住むシゲ爺が時間を浪費するだけの翔人を山仕事に連れ出します。

朝は夜明けからきつい山仕事に嫌気が差し、怠けようとする翔人にシゲ爺は厳しく接します。

シゲ爺は、逃げ癖のついた翔人を見抜き、「逃げ出す事から抜け出し、自分から向かっていく力をつけねばならい」と翔人を諭すのでした。

文句や反発しながらも、労働し家に帰って飯を食って風呂に入り、一日の疲れを癒す。

この1日の繰り返しに充実感を感じ始め、翔人の中で何かが変わっていきます。

そんなある日、村の催事である「平家祭り」の準備に翔人は駆り出され、同世代の美知（藤井美菜）と出会います。

美知は、住んでいた大阪で通り魔に遭い、心癒えず故郷に帰ってきていたのでした。

そんな美知は、皮肉にも翔人と接するうちに心を溶かし始めていました。

美知の癒えぬ心の傷を知った翔人は、自分の犯した過ちの被害者と美和を重ね、押し潰されそうになります。

温かく接してくれるスマやシゲ爺や村の人。そして美和。大切に思うもののために、過去や試練から逃げる事をやめる決意をする翔人。

そして、翔人はスマに全てを打ち明けます。

翌朝、いつものように翔人にお弁当を持たせ、シゲ爺と出ていく翔人。

スマは、いつまでも翔人が乗るシゲ爺の軽ワゴンを見送ります。

翔人とシゲ爺の行先は・・・。

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