Y!モバイルの料金を解説!のりかえ検討中の人は必見!準備や費用も!

Y!モバイルに乗りかえたらどうだろう。安くなるだろうか?。安いと不都合な面もあるだろうからやめておこうか。と何となく思った事ありませんか?

知ってるようで詳しく知らない、格安SIMのY!モバイルを調査してみました。

Y!モバイルのプランから家族割、補償、費用等、なかなかためになる情報を解説します。

エリア品質

Y!モバイルは、ソフトバンクのサブブランドです。

MVNOと言われる通信網を大手キャリアから借り受けて運営する通信事業者で、ソフトバンクの電波を使用している為、使用できるエリアはソフトバンクと同じという事になります。

ソフトバンクのサブブランドでMVNOではありますが、ソフトバンクと同列の扱いなので理論上ソフトバンクとY!モバイルでエリアやトラフィックに差はありません。

料金プラン

Y!モバイルの料金プランは、スマホ専用プランのスマホベーシックプランS・M・Rの3種類。ガラケー用のケータイ専用プランSSとSの2種類があります。

いずれも定期契約の縛りが無く、逆に定期契約での割引も無い為、解約金と言う概念がありません。

契約したら2年間は・・・という気負いも無いため、3大キャリアと比べ乗りかえやすいという感覚を持ちます。

ベーシックプランSは、月額2,680円。Mは月額3,680円。Rは月額4,680円となっています。

プランには通話の割引が含まれていて、10分以内の国内通話は何度かけても無料となっています。

10分以上は、30秒毎に20円の料金がかかります。携帯電話の通話料金としては高くも安くも無く相場並みです。

通話が長く多い事が予定される人は、スマホ専用プランに限り「スーパーだれとでも定額」月額1,000円の通話無制限サービスを組み合わせることができ安心です。1,000円と言う価格も3大キャリアの1,700円~1,800円の相場からするとリーズナブルな設定でお得だと思います。

60歳以上の方なら、「スーパーだれとでも定額」が無料で使え、国内通話がずっと無料です。60歳上の連絡手段の86%が電話を利用している事(2018年7月ネオマーケティング調べ)を考えるとニーズに合ったうれしいサービスになっていると思います。

データ通信(パケット通信)もコミコミになっていて、Sが3GB、Mが10GB、Rが14GBまで通常速度で使用できます。

データ量到達後は、Sが最大128Kbps、MとRが最大1Mbpsの通信制限がかかりますが、MとRの1Mbpsであれば、動画の再生が何とかできるかできないかくらいの速度なので、ネット検索やニュースの閲覧などのブラウジングは出来そうです。

さらに、ータ増量オプション」月額500円(初月無料)でSの3GBが4GBまで、Mの10GBは13GBまで、Rの14GBは17GBまで使う事もできます。

この場合、Sだと1GB増やすのに500円を費やす事になりますが、大手キャリアのアップセル(それよりも上のプラン)だと2GBで2,000円が相場で、ドコモの1GB追加オプションでも1GB1,000を要するので割高にはなりません。

増してや、MとRだと500円で3GB増量できるのは、かなり割安で若年層の家族がいる人にとっては、使い勝手が良いサービスだと思います。

乗りかえを含む新規契約の場合は、契約の翌月から6カ月間「新規割」700円/月割引が適用されるので、Sだと1,980円/月、Mだと2,980円/月、Rだと3,980円となります。

「家族割引」「おうち割 光セット(A)」で更に安くすることができます。

家族で複数回線契約の場合、2回線目以降は、それぞれ500円/月の「家族割引」が適用されます。「家族割引」は、最大10回線まで増やす事ができ9回線まで割引されます。

「おうち割 光セット(A)」は自宅用インターネットを契約する事で受ける割引です。Y!モバイルには独自の光インターネットのサービスはありませんので、「ソフトバンク光」の契約の事になります。

ソフトバンク光もしくはソフトバンクAirの自宅用インターネットサービスの契約があると基本料金から500円割引されます。

「家族割引」と「おうち割 光セット(A)」は併用ができない為、Y!モバイルの家族がいない場合は、「おうち割 光セット(A)」で同額の割引が可能です。

ちなみにY!モバイルの家族がいても、「おうち割 光セット(A)」の割引があれば、「家族割引」を受ける事ができない1回線分の割引を埋め合わせする事ができるので、「家族割引」があるから光インターネットは他社でとなるのではなく、自宅用インターネットもY!モバイルのソフトバンク光かソフトバンク光に乗りかえた方が良さそうです。

ここまでを表で整理すると・・

ベーシックプランSベーシックプランMベーシックプランR
月額基本料2,680円3,680円4,680円
新規割適用(6カ月間)1,980円2,480円3,480円
家族割引またはおうち割 光セット(A)
(6カ月間)
1,480円2,480円3,480円
データ通信量(通常速度)3GB10GB14GB
データ量超過時の通信速度最大128Kbps最大1Mbps最大1Mbps
通話コミコミ(10分以内)
Y!モバイルの料金プラン。各割引を適用した月額料金(税抜き)

菅政権が進める携帯料金の値下げ。

指針の目安として、大容量使えて5,000円を下回る料金プランを、2020年10月にソフトバンクがY!モバイルで20GB、4,480円。KDDIはUQモバイルで20GB、3,980円のプランを提供すると発表しました。

現段階(2020年11月現在)では提供の発表のみでサービス開始は、2020年12月~2021年春になりそうです。

10GB使えて最安2,480円や、14GB使えて3,480円は、丁度良いレンジに感じます。筆者は自宅に光インターネットがあるため、外出時にしか保有ギガ数を消費しません。

昼休みにネットを使ったりLINEやSNSくらいであれば、3GBで事足りるでしょう。通話もイレギュラーに長くすることはあっても、基本長話ししません。したとしてもオプションもありますし、月に1回30分の通話があったとしても、1,200円で、オプションを少し上回るくらい。あるとも無いともわからない1回の通話に毎月1,000円のオプションを付けるかは、悩むところですが、ゴリゴリのヘビーユーザーで無い場合は全体として3大キャリアより安くなる間違えたも同等なのは間違いなさそうです。

Y!モバイルに乗りかえるための準備

乗りかえるならスマホ本体をSIMロック解除しておく!

Y!モバイルに乗りかえ(MNP)する事になったとします。当然Y!モバイルでもスマートフォンの取扱いがあるため、新しく買う事もできますが、そもそも格安SIMの類であるY!モバイルに乗りかえる理由は、コストを抑えるため。

せっかく安くなる料金なのに、買わなくていいスマホ本体を買っては本末転倒です。

よっぽど古い機種で無ければ、そのまま今使ってるキャリアのスマホを使うのが良いでしょう。

Y!モバイルは、iPhoneの取扱いがiPhoneSE(第2世代)のみです。SE希望ならいいですが、それ以外ならSIMロックは必須です。

そのために、Y!モバイルのSIMが差せるようにSIMロック解除をしておきましょう。SIMロック解除の方法は、キャリアショップで対応してもらうか、ネットで自分で行う方法とがあります。

キャリアショップでお願いする場合は、手数料がかかり、ネットなら無料です。可能ならばネットでするのが良いと思います。

MNP予約番号の取得

今使っている電話番号そのままで、Y!モバイルと契約する場合、今契約しているキャリアからMNP予約番号をもらわないといけません。契約者(代理の場合は、指定の委任状や連絡がつく状態で)がショップに行ってMNP予約番号が乗った容姿をもらうか、コールセンターでMNP予約番号をもらうかになります。

都合に合わせて選べば良いと思いますが、電話口やショップで待たされることがあるので時間に余裕を持って行動しましょう。

特に乗りかえ(MNP)に関しては、手続きが煩雑で長くなります。これが家族全員で乗りかえになると人数分の時間を要します。

早い時間に動き始めておかないと、MNP予約番号の取得からY!モバイルでの契約完了まで1日で終わりきれず対応してくれない場合もあります。

又、MNP予約番号取得には2種類あり、解約して予約番号をもらう方法と、契約を維持して(通信できる状態)でMNP予約番号をもらう方法があります。前者だと、万が一その日の内にY!モバイルで契約できなかった場合、連絡できない状態で過ごす事になります。

なので後者の方法でもらうようにしましょう。後者の場合Y!モバイルとの契約成立時点で自動解約となります。

MNP予約番号には有効期限があり、約2週間です。

費用

ここでは、乗りかえにかかる費用を説明しておこうと思います。

乗りかえ前キャリアの解約金

乗りかえ(MNP)であろうと、Y!モバイルで契約が成立した時点で解約となり、解約金が発生する場合があります。

解約金は、契約の料金プランや定期契約の有無で違います。分離プランが登場して、そのプランにした人は1,000円もしくは、解約金がかかりません。

旧プランの人は、更新月で無いかぎり約10,000円の解約金がかかる見込みです。

1人分ならまだしも、家族4人+光インターネットとなると5回線分の解約金となり相当な金額を払う事になりますので、事前に調べて解約金のかからない更新月が近ければそれまで待ったり、タイミングを計りましょう。

MNP予約番号

MNP予約番号取得には、発行手数料がかかります。仮にドコモだと1回線2,000円の発行手数料がかかります。

家族複数人で乗り換えの場合は、回線数×2,000円なので馬鹿になりません。

MNP予約番号は、発行後行使されなかった場合(他社で契約しなかった)発行手数料も成立せず料金はかかりません。

Y!モバイルの事務手数料

乗りかえ(MNP)や新規の場合、Y!モバイルだと1契約毎に3,000円(税抜き)の事務手数料がかかります。これも家族複数人だと大きな金額になりがちです。

端末代金

乗りかえ(MNP)の際、スマートフォンやガラケー端末を新しく買う場合は、その分の費用もかかります。

これは、前述の通り、今使っているスマホ・ガラケーをSIMロック解除して(SIMロック解除できない端末もあります)使用するのが得策だと思います。

補償はどうなる?

Y!モバイルで本体を買う場合は、Y!モバイルで提供されている「故障安心パックプラス」に加入すればOKですが、前述してきた通り、本体を持ち込みでY!モバイル契約した場合は、同サービスは適用できません。

なので故障した場合は、旧キャリア(購入したキャリア)のショップで実費修理(補償が効かない修理)か、Y!モバイルの「故障安心パックライト」月額500円へ加入しておく事で補償を受けるかになります。

「故障安心パックライト」は、故障修理では無く、Y!モバイル指定の機種へ特別価格で取替できる補償です。故障して加入する事はできず、新規契約時(乗りかえした時)に加入するかしないかを判断する事になります。

なので、「故障安心パックライト」未加入の場合、故障したら「おしまい」と覚悟も必要のようです。

iPhoneの場合は、Appleのサポートセンターに問い合わせしてみましょう。

Apple Care+だったら補償OKですが、キャリアの補償サービスだった場合や未加入の場合は、実費修理となると思われます。

Y!モバイルに乗りかえ前や乗りかえ後にiPhoneを購入する場合は、AppleでSIMフリー版を買ってApple Care+に加入する事をおすすめします。

SIMフリー版とキャリア版の違いの記事もおすすめです。

乗りかえ特典

他社からY!モバイルに乗りかえると、特典があるようです。実際には、契約する店舗によって特典内容が違うようですが、1回線1万円~2万円の還元が相場のようです。

還元方法は、商品券だったりと様々ですが、これがあると乗りかえにかかる費用の補填にもなるので大変大きいです。

Y!モバイルは、ソフトバンクのサブブランドなのでホークス優勝などあれば最大の還元が受けれるチャンスがあるかもしれません。

店舗数

ワイモバイルショップは全国約1,000店。問扱い店は4,000店と多い事も安心です。ワイモバイルショップだと故障対応も可能です。

最後に

自宅にWi-Fiが無い人やヘビーユーザーで無い限り、使いきれるかわからない大容量のプランか、注意しながら上がらないように使う段階型のプランの3大キャリアと違って、Y!モバイルの料金体型は、しっくりきて丁度良い量のデータ量と金額が設定されている感じです。

ショップ体制を見ても、不安に思う事が無く、これで格安SIMなんだ?と思う程です。どうせ「安かろう悪かろう」と決めつけるのは間違いだと気づかされました。

是非、検討中の方はショップに足を運んで見積りをされてみてください!

Y!モバイルのワイモバ学割の記事もお伝えしていきますのでお楽しみに!

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