【ポイ活】dカードGOLDでほんとに得してる?年会費を払ってもdカードGOLDはお得なの?

加入時はお得だったとしても、今はお得じゃない事も!?

dカードをもっている人って多いですよね。レジに並んだ前の人がdカードで支払いしている場面に遭遇した人も少なくないのはないでしょうか。

ドコモショップの積極的な窓口営業もあり、dカードの保有者も多く2023年6月時点でdカードの会員数はなんと1,700万!。うち、dカードGOLDの会員数は1,000万と発表されています。

ドコモショップに足を運んだ際、「クレジットカードは何か嫌だな」と思いつつ、ショップスタッフからお得である事を説明され、dカードに加入されているのはないでしょうか。但し、当時のお得であるロジックがいつまでも有効とは限りません。

dカードGOLDが今のあなたにお得に働いているのか、ここからご説明していきましょう。

まずはdカードGOLD特典のココを知っておこう。

dカードとdカードGOLD。ドコモの料金や街でのお買い物の決済をdカードで行うと、ドコモのdポイントが付与され、貯めたdポイントをドコモ料金や街でのお買い物の支払いに使うことができるクレジットカードです。dカードには年会費無料のレギュラーカード(シルバー色のカード)と年会費11,000円(税込)のdカードGOLDがあり、それぞれにdポイント付与率の違いや特典に差があります。

dカードの契約者はドコモの料金の支払いにdカードを使う使わないに限らず、ポイントが付与され、自動でdポイントが貯まっていきます。dカードGOLDに関しては、通常1,000円に対し1%にあたる10ポイント付与ですが、dカードGOLDだと1,000円につき10%の100ポイントが付与されていきます。但し2024年2月請求分からは、ドコモ料金をdカードGOLDでの支払いにしないと10%の還元はありません。しない場合は、1,000円につき1%の還元。eximoの場合も同様、 irumoはdカードGOLD払いにしていても1%分のポイント付与、dカード払いにしていない人は0.5%分のポイント付与となります。

ドコモ料金の支払いだけではなく、クレジットカードやiD(非接触決済)の使える街のお店でお買い物をする際にdカードで決済すると、レギュラーカード、dカードGOLDに限らず、100円に1ポイント(1%還元)付与されます。

もし、そのお店がdポイントの提携店舗なら、クレジット決済分のポイント付与とは別に、dポイントカードとしての付与、100円につき1%分の1ポイントがあるので2重にポイントが付与されることになります。更に、d払いの支払い方法をdカードでの支払いにしている人が、dポイントとd払い提携店舗での買い物をd払いで決済した場合、通常のdポイント付与とd払いによる付与0.5%分(200円に1ポイント)とdカードでのd払い分支払いによる付与となり3重にポイントが付与されることになります。

その他、dカードGOLDには、空港ラウンジの利用やケータイ(スマホ)紛失時の最大10万円の補填サービス、年間のdカードGOLD利用で11,000円相当ポイント還元などがあります。

とは言っても、その他の特典の恩恵を受ける人は限られてしまい、メインはやっぱりdポイントの還元特典ですよね。

要は、このdポイントの還元が年会費を上回っているかが、あなたがdカードGOLDを持つべきか、そうでないかのボーダーラインなのです。

dカードGOLDはあなたにとってお得か?

さて、dカードGOLDが、あなたにとってお得に働いているかですが、結論から言うと、月にドコモの料金が9,000円を下回っている人は、dカードGOLDでのメリットは出にくくなっています。ドコモショップのスタッフは、dカードGOLDを勧誘する際、ドコモ料金が8,000円~9,000円以上かどうかで勧誘する勧誘しないを判断しており、超えている場合は高確率で勧誘されるといった具合です。実際に勧誘された時に、そういった説明があったのではないでしょうか。しかし、勧誘されたときは年会費を上回るポイント還元があり、メリットがあったものの、家族構成は変わっていくもの。「子供が大きくなって独立した」等でドコモに支払う料金も数年前とは変わっていませんか?

つまり、前述のようにdポイントの付与に関してはドコモ料金で付与される分のウエイトが10%還元なので一番大きい。例えば、ドコモ料金を月に9,000円支払っている人の場合、付与されるポイントは900ポイントとなります。900ポイントが12カ月で10,800円となり、これでも200円のマイナスです。200ポイントを街のお店での買い物でもらおうとすると、dカードGOLD決済で20,000円分の買い物が必要です。dポイント提携店舗で二重取りで10,000円分の買い物。d払いならそれ以下で可となります。20,000円分の買い物なら年間でならいけなくはないでしょう。

もちろん、ポイントだけが特典ではないにしても、ポイント以外の特典でdカードが無くてはならない人は限定されるのではないでしょうか。

街でのお買い物が特段に多い人は、その分ドコモの料金が低くてもオッケーですが、街のお店でのお買い物の場合、dカードとdカードGOLDのポイント付与に差はありません。つまり、街のお店での買い物で年会費相当のポイントをゲットしようとしても、それは必ずしもdカードGOLDでなくてもレギュラーカードでもオッケーなのです。

注意すべき点

ドコモの料金で付与されるポイントは、支払い総額では無いという点に注が必要です。まず、ポイントが付与されるのは、各種割引後の基本料金、通話通信料、付加機能使用料(オプション料)、ドコモ光の料金が主です。スマホを分割でドコモ料金と一緒に支払っていても、購入代金にあたる金額分のポイントやケータイ補償に支払っている分のポイントは付与されていません。

家族で一括請求サービスの人は、dカードGOLDの1,000円につき10%還元がdカードGOLD契約回線分だけだという点も注意が必要です。もし1枚目まで年会費無料の家族カードがあれば、その契約回線分もdカードGOLDの10%還元がありますが、それ以外の分は、通常の1%還元です。それを踏まえて家族分の対象料金合計を確認し、9,000円以上の支払いがあるかチェックしてみてください。

もし、達していない場合は、9,000円までの不足分をショッピングで補填できているかチェックしてみてください。

まだ方法はある!

街のお店でのdカードGOLDやd払いでのショッピングが少ない人は、電気・ガス・水道代などの公共料金をdカードGOLD払いにする方法も有効です。

電気・ガス・水道代は、生活するうえでほとんどの家庭で必ずと言っていいほどかかるもの。どうせ払うなら、何かしらの還元があった方がいいですよね。昔ながらの口座引落としだと、特に何も還元がないので有効です。例えば電気代が月に10,000円だとすると1%のポイント還元で100円分はあるわけですから、ガスや水道代もdカードGOLDでの支払いにすると、昼食1回分くらいにはなるのかもしれません。

最後に

年会費を大きく上回るポイント還元がある人以外で、GOLDカードというステータスに拘りが無い人や、どうしても必要なdカードGOLD特典がなければ、必ずしもdカードGOLDでなければならない事はありません。一度、ドコモ料金やdカードアプリもしくはdポイントアプリで付与されているポイントをチェックしてみてください。

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