ドコモの料金プランを解説!分かりにくいを解消!

携帯キャリアの料金体型は複雑で分かりにくく、公式ホームページを見ても良くわからない時があります。

最悪の場合説明を受けても理解できない事すらあります。

分離プランが導入されてからは、いくらか改善されましたが、それでもまだ分かりづらい!

今回は、そんな方の為にドコモの料金プランを解説してみます。

基本料金概要

ドコモでは、ギガプランと呼ばれるプランが2種類あり、基本的にこの2つのプランから選ぶことになります。

1つは、「ギガホ」。もう1つが「ギガライト」です。

ギガホは、通話以外のインターネットやメール、SNS(twitter・インスタグラム等)、通信を伴うアプリ等の利用が、多い人向けのプランです。

ギガホライトは、相対的にあまり使わない人や、使ったり使わなかったりする人。通話とメールとLINE、ニュースを見る程度の人に適したプランです。

数年前のように、基本料金と呼ばれる料金に、パケット契約料とパケット通信のプランを組み合わせていたのとは違い、パケット契約料(以前で言うiモード・SPモード)とパケット通信のプラン(以前で言うパケホーダイ等)は、全て込み込みになったのがギガホ・ギガライトという基本料金です。

これには、通話の割引が含まれておらず、通話時には30秒20円ずつ課金されます。

通話オプション

通話を安くしたい場合は、オプションとして国内通話無料の「かけ放題オプション」1,700円/月か、国内5分以内の通話が無料になる「5分通話無料オプション」700円/月を付けます。

 ギガプラン + 通話オプション + その他の付加サービス 

これに、希望の付加サービス等があればプラスで契約するというのが基本的な料金です。

割引サービス

みんなドコモ割

ギガプランのギガホとギガライトの料金が割引されます。

ドコモユーザーの家族が自分を含め2回線だと1回線毎に500円割引/月、3回線以上は1回線毎に1,000円割引/月が受けれます。

ドコモユーザーの家族とは、自分で2回線3回線持っている場合もオッケーで、3親等以内の家族でドコモの契約上ファミリー割引グループを形成している回線数を言います。

3親等以内であれば、離れて暮らしている家族もオッケーで、同居で無いといけないという間違えた解釈をしている人が多い点です。

ファミリー割引内の国内通話は、無料というメリットもあります。

なので、通話オプションを選ぶ際は、家族以外の通話がどれだけ予測されるかで、かけ放題と5分通話無料を選ぶといいと思います。

ギガプランの料金の違いには、もう1つ、ドコモ光の契約の有無も影響します。

ドコモ光セット割

家族内に自宅用のインターネットサービスであるドコモ光の契約があれば、ファミリー割引内のスマホ回線は、全て1,000円/月の割引の「ドコモ光セット割」が適用されます。

ギガホ割

ギガホ割は、ギガプラン内のギガホを契約し、契約した月から起算し最大6カ月間1,000円の割引を受ける事ができます。

ギガライトは対象外です。

5G用プラン

5Gにもギガホとギガライトのギガプランがあり、ギガホは、それぞれ500円ずつ高い設定です。ギガライトは、5Gも4Gでも同じ料金となっています。

ギガホ詳細

ギガホ(4G・LTE)1回線2回線3回線以上ドコモ光セット割
6カ月間5,980円5,480円4,980円-1,000円
7カ月目以降6,980円6,480円5,980円-1,000円
ドコモのギガホ料金。5Gの場合は、1回線~3回線以上の表示価格に+500円ずつ。

ギガホは、30GBまで通所速度で利用できます。現在は(2020年11月時点)60GB増量キャンペーン期間中で60GBまで通常速度で利用できます。

60GBに到達以降は、1Mbpsで利用する事になりますが、いわゆる「ギガ死」と言われる128Kbpsのように極端に遅い通信速度では無く、何とかYoutube動画が再生できる速度です。

5Gギガホの場合は、100GBまで通常速度で利用できる料金設定ですが、こちらもキャンペーンで無制限で利用可能となっています。

ギガライト詳細

ギガライト(4G・LTE・5G)1回線2回線3回線以上ドコモ光セット割
7GBまで5,980円5,480円4,980円-1,000円
5GBまで4,980円4,480円3,980円-1,000円
3GBまで3,980円3,480円2,980円-500円
1GBまで2,980円2,480円1,980円×
ギガライトプランの料金。

ギガライトは、ご利用の通信量に応じ料金が段階的に上がっていく仕組みです。

自身で決めた通信量で強制的に止める事は出来ず、ドコモから受信する案内メールで到達直前もしくは到達したことを知る事になります。なので、意外に使ってしまって「結局7GB使ってしまった。」という事も十分あり得ます。

ギガライトで7GB利用だと、4,980円~5,980円であるため、近い金額のギガホで60GB気にせず仕えた方が結果良かったという事にもなります。

ギガホのように5G用の料金設定も、ギガホ割もありません。

ギガホとは違う点で注意が必要なのは、7GBに到達以降が128Kbpsの通信速度制限という点です。128Kbpsは、最低限の通信ができる速度相当です。

動画を楽しむ等は出来ず、インターネットも表示に時間がかかりストレスを感じると思います。できてもメールやLINEのやり取りくらいができる程度です。

その他の料金プラン

キッズケータイや、ガラケー向けのプランは別に設定されています。

キッズケータイ用のキッズケータイプランは500円/月

ガラケー用のケータイプランは1,200円/月です。

これにギガプラン同様、通話オプションを組み合わせるという仕組みになっています。

その他の付加サービス

付加サービスは、安心安全に関わるセキュリティや本体の補償サービス・動画・雑誌・音楽配信等の月額料金のかかるサービスです。

高額なスマートフォンを購入する訳ですから、補償サービスには加入しておくべきでしょう。

修理ができないくらいに壊れてしまったり、失くしてしまった時は、買いなおすよりも断然少ない負担で交換機がもらえますし、修理の場合も高額な実費では無く、サポートの効いた料金で修理が受けれます。

又、せっかくのスマートフォンを活用するために、dTVやdマガジンやdヒッツ等のサービスを使って楽しんでみるのも良いと思います。

意外にスマートフォン買ったけど、「スマートフォンで何しようか?」となってしまう人は多いようです。ならば、キャリアのサービスを使って楽しむのが習熟にも活用にもなります。

最後に一言

最後に申し上げたいのは、料金プランは、1~2年くらいで見直しをする事をおすすめしたいという事です。

利用状況が変わったり、料金体型も変わります。一度決めたプランがいつまでもピッタリという事は少ないのです。

自分にぴったりのプランをその都度選ぶことが、節約に繋がりますし、他の付加サービスで更に楽しく使う余地を生みます。

是非、料金の見直しをしてみてください。

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